プレスリリース

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2024年1月17日
九州電力株式会社

川内原子力発電所に係る原子炉設置変更許可申請を行いました
-使用済燃料プールの共用化及びタービン動補助給水ポンプ取替え-

 当社は、川内原子力発電所の使用済燃料について、これまで号機毎に貯蔵しておりますが、使用済燃料貯蔵の運用性の向上を図る観点から、1、2号機の使用済燃料プールの共用化を行います。

 また、川内原子力発電所1、2号機のタービン動補助給水ポンプについて、事故時の運転操作を簡素化することができるポンプへ取替え、更なる安全性向上を図ります。

 本日、使用済燃料プールの共用化及びタービン動補助給水ポンプの取替えについて、原子力規制委員会に原子炉設置変更許可申請を行うとともに、タービン動補助給水ポンプの取替えについて、安全協定に基づく事前協議書を鹿児島県及び薩摩川内市に提出しました。

 当社は、今後の国の審査に真摯に対応するとともに、地域の皆さまに安心し、信頼していただけるよう、積極的な情報公開と分かりやすい説明に努めてまいります。

以上

(参考)タービン動補助給水ポンプ
 蒸気発生器へ通常の給水機能が喪失した場合に、復水タンクの純水を蒸気発生器に給水し、原子炉を冷却するために用いる蒸気タービン駆動の補助給水ポンプ。