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長崎市浜町における開閉器塔破損事故について

平成27年5月19日
九州電力株式会社
長崎お客さまセンター 
長崎市浜町における開閉器塔破損事故について

 平成27年4月2日(木)に発生しました、6kV開閉器塔(以下、SWM)の    破損事故につきましては、地域の皆さまに大変ご心配・ご迷惑をお掛けしました。改めてお詫び申し上げます。
 これまで、事故原因の調査・分析を進めておりますが、現在までに判明しました破損のメカニズムと再発防止対策について、ご報告させていただきます。

 

 破損事故の原因につきましては、開閉器ケース内に収納している操作電源用変圧器の巻線で微小な短絡が発生し、その影響により開閉器の主回路の絶縁が低下し、短絡したものと推定しております。
また、その短絡によって開閉器ケース内の圧力が上昇した際、放圧装置が放圧動作(アルミ製放圧板が破断し減圧)しなかったため、開閉器ケースが破損したものと推定しております。

 

上記の推定される原因を踏まえて、再発防止対策として、長崎支社管内に設置している同一機種のSWM(1箇所)について、緊急的に4月3日早朝に停電をさせ、4月7日にはSWM本体に放圧カッター(※)を取付けることで、開閉器ケースの破損防止を図っております。
 また、4月16日には、SWM本体を一旦撤去し、メーカー工場にて内部の精密点検を実施しております。

 

 今回の事故により、地域の皆さまには大変ご迷惑をお掛けしておりますが、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

※放圧カッター:放圧装置を確実に放圧動作させるための部材

以 上