田崎 江梨香/新小倉発電所

これまでの経歴

平成22年６月　新小倉発電所発電グループ

01. どのような学生生活を送っていましたか？

大学３年次までは講義とアルバイトが中心の生活でしたが、大学４年次は研究中心の生活に変わりました。一日のほとんどを研究室で過ごしていたので、研究が行き詰ったときは、友達と車で食事に行ったりドライブに行ったりしました。

02. 九州電力を選んだ理由は？

「地域のかたがたのいつもと変わらない生活を支え続ける」「ひとつの分野に限らずさまざまな分野に挑戦できる」という事に魅力を感じました。九州を縁の下から支え、また時には力強く未来へ引っ張っていく。自分自身の可能性を信じ、多くのことに挑戦し成長し続けながら、大好きな九州を支え続ける。そんな存在になりたいと思ったからです。

03. 入社前の九州電力のイメージは？

入社前も今も、多くのことに挑戦できるというイメージは変わっていません。入社して感じたことを付け加えるとしたら、この作業をおこなったら他の機器や系統にどう影響を及ぼすのか。常にいろいろなことを考えながら仕事をしますので、毎日ワクワクしながら仕事に臨める会社です。

04. あなたの担当業務・役割は？

設備の点検・巡視を行うパトロールを基本業務としています。現在は入社３年間の火力部門教育プログラムに則って、知識と技能の習得に努めており、普段は中央制御室にて制御盤での主要数値の確認や、設備に関する知識について学習をしています。毎日設備の巡視を行い、どこか問題が発生していないかを確認したり、設備に不具合等が発生した場合は現場へと赴き、必要な処置を施しています。

05. 発電所では三交替勤務があると聞きましたが、どうですか？

生活リズムが不規則になるため、「とてもきつい」というイメージがあるかと思いますが、実際は十分な休養も取れますので、それほど大変ではありません。特に深夜勤務時に街を照らす光、朝日を見たときは心が温かくなりますし、疲れも一気に吹き飛びます。これは三交替勤務ならではの特権といえます。

06. どのような点に「やりがい」を感じていますか？

何か設備に不具合が発生したときは、部署に関係なく全員で復旧に全力を尽くします。部門や担当の枠を超え「皆で作業をすること」、問題が解決した時の「大きな達成感」、遠くに見える街の灯火を見たときに感じる「使命感」等、九州に貢献できていると肌で実感できることは、九州電力で働く上での最大のやりがいです。

07. 職場の雰囲気はどうですか？

とてもアットホームな職場です。分からないところは先輩がたが親身になって教えてくれます。また、問題発生時は参考資料やマニュアルを基に解決に向けて一緒に奮闘します。常に向上心が刺激される職場です。

08. 入社して最も嬉しかったこと、苦労したことは何ですか？

設備の巡視中初めて不具合を見つけて処置したとき、技術者としての一歩を踏み出せたと感じ、とても嬉しく思いました。また、台風接近時に大雨の中、その対策のため発電所内を歩き回った経験もあります。大きなトラブルが発生したときの夜通しの復旧作業は本当に大変でしたが、発電所員が一体となって作業を行い、何事もなく作業が終了したときは、言葉では言い尽くせないほどの達成感を得られました。

09. 今後の抱負について教えてください。

まず九州電力の基盤である「現場力」を養うことです。さらに日々進化し続ける社会に対応していくためには、知識・技術力だけでなく人間力も必要となります。謙虚な心を持ち続け、部門に関係なくさまざまなことに挑戦し、その時々に感じた「気づき」や「学び」を大切にし、「高い志をもち、自ら考え行動し成し遂げる」そんな九州電力を代表する技術者を目指しています。

10. プライベートはどのように過ごしていますか？

最近は大好きなスイーツ探しをしています。住んでいる町を歩いて探索し、気が向いたときにふらっと喫茶店に入ったりして、美味しいケーキに出逢えたときは本当に幸せです。

11. 九州電力で働く魅力は？

電力を安定して供給し続けることは、技術や製品開発などのように形で成果を得られるものではありません。しかし、地域の人々の当たり前の生活を支え続けるこの仕事は、普段、私たちがふとしたときに感じる、家族がいる幸せや友達がいる幸せのような「一番身近にある幸せ」を支えることそのものです。電力の供給を通して大切な人を支え続けていく。これが九州電力で働く一番の魅力だと思います。

12. 就職活動中の皆さんへのメッセージ

就職活動は本当につらい時期だと思います。しかし、さまざまな企業と向き合う中で、自分自身と深く向き合うことができます。自分が何をしたいのか。そのためには何をしなければいけないのか。期待と夢は大きいほど相手に伝わるものです。「これだけは譲れない！！」という自分自身の軸をしっかり持って頑張ってください。皆さんのご成功を心より願っています。