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日本の電源種別ライフサイクルCO2の比較について

レポートダイジェスト 環境用語集

 CO2は、発電時の燃料燃焼以外に、発電所の建設や燃料の採掘・輸送・精製・廃棄物の処理などエネルギーの使用に伴って発生します。原子力や再生可能エネルギーは、これらの間接的な排出も含め、総合的に評価しても、CO2の排出量が少ない特徴があります。

日本の電源種別ライフサイクルCO2のグラフ

(注1) 発電燃料の燃焼に加え、原料の採掘から諸設備の建設・燃料輸送・精製・運用・保守等のために消費されるすべてのエネルギーを対象としてCO2排出量を算出。

(注2) 原子力については、現在計画中の使用済燃料国内再処理・プルサーマル利用(1回リサイクルを前提)・高レベル放射性廃棄物処分等を含めて算出したBWR(0.019kg-CO2/kWh)とPWR(0.021kg-CO2/kWh)の結果を設備容量に基づき平均。

出典:電力中央研究所報告書