プレスリリース

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2022年10月31日
九州電力株式会社

2022年度(2023年3月期)第2四半期決算についてお知らせします

 2022年度第2四半期(2022年4月1日~2022年9月30日)の業績が確定しましたのでお知らせします。詳細は、決算短信及び決算説明資料をご参照ください。

1 2022年度第2四半期決算概要

 当第2四半期の業績につきましては、燃料価格の上昇により燃料費調整の期ずれ影響の差損が前年同四半期に比べ拡大したことに加え、卸電力市場価格の上昇により購入電力料が増加したことや、原子力発電所の稼働減により燃料費が増加したことなどから、赤字となりました。
 収入面では、国内電気事業において、燃料価格の上昇に伴う燃料費調整の影響などにより小売販売収入が増加したことに加え、卸売販売収入が増加したことなどから、売上高は前年同四半期に比べ31.0%増の1兆106億円、経常収益は31.8%増の1兆252億円となりました。
 支出面では、国内電気事業において、燃料価格の上昇や原子力発電所の稼働減などにより燃料費が増加したことに加え、卸電力市場価格の上昇などにより購入電力料が増加したことなどから、経常費用は54.9%増の1兆1,031億円となりました。
 以上により、経常損益は778億円の損失、親会社株主に帰属する四半期純損益は有価証券売却益を特別利益に計上したことなどから476億円の損失となりました。

連結

(億円、%)

  当第2四半期
(2022年4~9月)
前第2四半期
(2021年4~9月)
増減 増減率
経常収益
売上高[再掲]
10,252
10,106
7,777
7,715
2,475
2,391
31.8
31.0
経常費用 11,031 7,119 3,911 54.9
経常損益 778 657 1,436
特別利益 112 112
親会社株主に帰属する
四半期純損益
476 453 930
※ 有価証券売却益

(参考)主要諸元表

  当第2四半期
(2022年4~9月)
前第2四半期
(2021年4~9月)
増減  
  小売販売電力量 389億kWh 390億kWh 1億kWh  
卸売販売電力量 97億kWh 86億kWh 11億kWh  
  総販売電力量 485億kWh 476億kWh 9億kWh  
原油CIF価格 112$/b 70$/b 42$/b  
為替レート 134円/$ 110円/$ 24円/$  
原子力[送電端]
(設備利用率)
87億kWh
(49.9%)
181億kWh
(103.5%)
94億kWh
53.6%)
 
(注) 販売電力量は当社及び連結子会社(九州電力送配電株式会社、九電みらいエナジー株式会社)の合計値(内部取引消去後)
※ 定格熱出力一定運転により、設備利用率が100%を超える場合がある

2 2022年度中間配当

 2022年度の中間配当につきましては、誠に遺憾ではございますが、普通株式、A種優先株式ともに見送らせていただきました。

3 2022年度(2022年4月1日~2023年3月31日)業績予想

 2022年度の業績予想につきましては、ロシア・ウクライナ情勢による燃料価格の動向や至近の急速な為替変動などの極めて不透明な状況が継続しており、業績予想値を合理的に算定することが困難なことや冬季の需給動向を見極める必要があることから、売上高、利益ともに未定としております。
 今後、業績予想が可能となった時点で、速やかにお知らせします。

4 2022年度期末配当予想

 2022年度の期末配当予想につきましては、引き続き、安定配当を維持できるよう努力してまいりますが、ロシア・ウクライナ情勢による燃料価格の動向や至近の急速な為替変動などの極めて不透明な状況が継続していることなどから、普通株式、A種優先株式ともに未定としております。
 今後、期末配当予想が可能となった時点で、速やかにお知らせします。

以上