プレスリリース

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2022年11月29日
株式会社JERA
九州電力株式会社
中国電力株式会社
四国電力株式会社
東北電力株式会社

JERA、九州電力、中国電力、四国電力、東北電力による水素・アンモニア導入に向けた協業検討について

 株式会社JERA(以下、「JERA」)、九州電力株式会社(以下、「九州電力」)、中国電力株式会社(以下、「中国電力」)、四国電力株式会社(以下、「四国電力」)、東北電力株式会社(以下、「東北電力」)の5社は、このたび、発電用燃料としての水素・アンモニアの導入に向けて、協業を検討することを定めた覚書を締結しました。

 水素やアンモニアは、燃焼時にCO2を排出しないため、化石燃料に代わる次世代燃料として期待されており、5社は、各社の火力発電所における水素・アンモニアの利用に向けて検討を進めています。
 一方、発電用燃料として使用する大量の水素・アンモニアを確保するためには、脱炭素社会への意欲を持った企業同士が協力しながら、新たなサプライチェーンを構築・拡大していくことが必要です。

 本覚書は、JERAと九州電力、中国電力が2022年4月20日に締結した協業検討に、今回新たに、四国電力、東北電力が加わり、国内で大規模な火力発電所を運営する5社が、燃料用の水素・アンモニアのサプライチェーン構築・拡大に向け、次の項目に関して協業の可能性を検討することを定めたものです。

  • 国内発電所向け水素・アンモニアの調達費用削減等を目的とした共同調達
  • 水素・アンモニアの輸送・貯蔵手段の確立
  • 水素・アンモニアに関する政策支援・ルール形成へのはたらきかけ
  • 国内の水素・アンモニア導入に関する意見交換・協働案件の検討

 5社は、水素・アンモニアの大規模な潜在需要を有する国内の大手電力会社間で協業検討を進めることにより、脱炭素社会の実現に向けた次世代燃料の安定的かつ経済的なサプライチェーンの早期構築に貢献してまいります。

以上