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今夏における需給見通し

 日頃より節電にご協力いただき、誠にありがとうございます。

 今夏の電力需給は、定着節電として昨夏お取組みいただいた節電の約9割(マイナス151万kW、平成22年度夏季最大電力比マイナス8.6%)を織り込んだ最大電力需要に対して、他電力各社からの応援融通を受電することで、電力の安定供給に最低限必要な予備力(予備率3%)を何とか確保できる見通しです。

 これらを踏まえ、お客さまには、少なくとも、昨夏お取組みいただいた節電を目安に、生活・健康や生産・経済活動に支障のない範囲で可能な限り、節電にご協力いただきますようお願いいたします。

今夏の需給見通し

(1)今夏の需給見通し

  • 今夏の電力需給に万全を期すため、現在、川内原子力1号機の使用前検査を受検中でありますが、原子力の再稼働がない場合を前提とし、対応を検討してまいりました。
  • その結果、今夏の電力需給は、定着節電として昨夏お取り組みいただいた節電の約9割(マイナス151万kW、平成22年度夏季最大電力比マイナス8.6%)を織り込んだ最大電力需要に対して、他電力各社からの応援融通を受電することで、電力の安定供給に最低限必要な予備力(予備率3%)を何とか確保できる見通しです。
  • しかしながら、電力需要の急増や火力発電所等の電力供給設備のトラブルなどの需給変動リスクが顕在化した場合には、より厳しい需給状況になることが予想されます。
(発電端:万kW)
  7月 8月 9月
需要 1,643 1,643 1,487
供給力(合計) 1,693 1,693 1,532
  原子力 0 0 0
火力 1,227 1,227 1,151
水力 113 109 110
揚水 200 215 175
太陽光 64 66 34
風力 1 1 1
地熱 16 16 14
融通 74 61 49
新電力等 マイナス1 マイナス1 マイナス1
供給力-需要
[予備率]
50
[3.0%]
50
[3.0%]
45
[3.0%]
(注1)平成25年度並みの猛暑を想定
(注2)四捨五入の関係で合計が合わないことがある

(参考:他電力会社からの応援融通がない場合)
供給力-需要
[予備率]
マイナス38
マイナス2.3%]
マイナス55
マイナス3.3%]
マイナス22
マイナス1.5%]

(2)電力の安定供給に向けた取組み

  • 現時点(計画段階)で可能な限りの供給力確保策を織り込んでいます。
    • 火力・水力発電所の補修停止時期の調整
      • 設備の保安上、繰り延べ困難なものを除き、補修の時期を調整
    • 火力燃料の追加調達
      • 原子力の代替として、必要な火力燃料を調達
    • 緊急設置電源の継続活用
      • 豊前発電所のディーゼル発電機
    • 火力・地熱発電所の実績を踏まえた供給力の増
      • 緊急的な火力出力向上運転の実施 など
    • 他社からの受電
  • 節電にご協力いただくために、当社は以下の取組みを行います。
    • 需要抑制を目的とした夏季計画調整契約の実施
    • 夏季における上手な電気の使い方等のお知らせ
    • 当社ホームページ等を通じた情報提供

節電へのご協力のお願い

  • 当社の今夏の需給見通しや、国からの節電要請を踏まえ、お客さまにおかれましては、ご不便とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんが、以下の内容で、引き続き、節電へのご協力をお願いします。
●お願いの内容
  • お客さまの生活・健康や生産・経済活動に支障のない範囲で可能な限り、節電にご協力いただきますようお願いいたします。
●節電にご協力いただきたい期間・時間帯
期間: 平成27年7月1日(水曜日)~9月30日(水曜日)の平日
(お盆期間8月13日(木曜日)~8月14日(金曜日)を除く)
時間帯: 9時~20時

電気の省エネ手法のご紹介

ご家庭向け   法人・事業者さま向け電気の省エネ手法のご紹介

需給ひっ迫予想時のより一層の節電のお願い

  • 発電所のトラブル等の不測の事態によって、需給ひっ迫(予備率3%未満)が予想される場合には、他社や市場からの追加の電力調達等の供給力対策やスポット負荷調整契約、節電アグリゲーターによる負荷抑制等の需要対策を行います。
  • さらに、所轄官庁や自治体と連携をとりながら、報道機関やホームページ等を通じたお願いに加え、「緊急時の節電ご協力お願いメール」等による緊急の節電要請を行います。
  • その際、お客さまにおかれましては、体調に十分ご留意の上、身の回りで出来る節電をご確認いただき、より一層の節電(空調の停止、照明の消灯等)にご協力をお願いします。
緊急節電をお願いするタイミング
  • 前週木曜日の夕方
    翌週(月曜日から金曜日)のうち、需給ひっ迫が予想される日をお知らせし、より一層の節電の準備をお願いします。
  • 前日の夕方
    翌日の需給ひっ迫の可能性が高まったことをお知らせし、翌日に備えたより一層の節電の準備をお願いします。
  • 当日の朝
    需給ひっ迫がほぼ確実になったことをお知らせし、当該時間帯におけるより一層の節電の実施をお願いします。
(注) 需給ひっ迫時(供給予備率3%未満)において、必要条件を満たした場合には、非常用発電機のご活用が可能です。
ご活用にあたっては、九州産業保安監督部への事前届出が必要となります。
なお、九州産業保安監督部への届出様式や要件などの詳細については、九州産業保安監督部ホームページをご覧ください。

九州産業保安監督部(別ウィンドウ) >>

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