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「総合研究所 アニュアルレポート2022」を発行しましたのでお知らせします。

2023年6月29日
九州電力株式会社
「総合研究所 アニュアルレポート2022」を発行しましたのでお知らせします。

 本レポートは、お客さまに、総合研究所の技術開発に関する取組みをご理解いただけるよう、前年度(2022)の研究成果や知的財産に関する取組み状況等をまとめたものです。

 今回のレポートでは、当社が2022年4月、「社会価値」と「経済価値」を同時に創出するサステナビリティ経営の実現に向けた経営上の重要課題を特定したマテリアリティのうち、『脱炭素社会の牽引(注1)』、『エネルギーサービスの高度化(注2)』、『スマートで活力ある社会の共創(注3)』の分野における研究開発の取組みを掲載していますので、ぜひご覧ください。

(注1)『脱炭素社会の牽引』の分野では、水素・アンモニアの利活用、CO2分離回収などの技術動向調査や基礎的な研究開発、運輸部門や産業部門の電化推進に向けた研究開発、さらには再エネの最大限利用に向けた需給運用や系統運用の高度化のための研究開発に取り組みました。

(注2)『エネルギーサービスの高度化』の分野では、火力発電設備の保全高度化に向けた研究開発や、レベニューキャップ制度下における更なるコスト低減に向けた送配電設備の保守運用の高度化に関する研究開発に取り組みました。

(注3)『スマートで活力ある社会の共創』の分野では、九州の主力産業である農業の活性化に向けたスマート農業に関する研究開発に取り組みました。

 当社事業を取り巻く環境が急速に変化する中、研究開発においては、新たな技術分野や複数部門に跨る技術分野への対応が必要不可欠となっています。
 これらの課題に対応するため、2022年度に、今後の総合研究所の位置づけ、役割について検討を行い、今後は、総合研究所を『九電グループの技術開発統括部署』、ならびに『九電グループの技術開発におけるシンクタンク』と位置づけ、その機能を強化していくこととしました。

 今後とも、私たち総合研究所は、世の中の動きを的確に捉え、九電グループの事業活動や地域のみなさまのお役に立てる研究開発に邁進してまいります。

以上