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「2005九州電力環境アクションレポート」の主な内容 #2

2.環境活動への取り組み

  (1)地球環境問題への取り組み <24ページ~29ページ>
 2004年度におけるCO排出量は,主に販売電力量の増加分(プラス29億kWh)及び原子力利用率が過去最高となった2003年度からの低下分(88.9%→86.2% マイナス14億kWh)を火力発電で賄ったことから,2003年度から270万トン増加し,2,660万トンとなりました。これに伴い,CO排出原単位も,0.022kg-CO/kWh増加し,0.331kg-CO/kWhとなっています。(2003年度比プラス7%)

■使用端CO排出原単位,CO排出量と販売電力量の推移
使用端CO2排出原単位,CO2排出量と販売電力量の推移のグラフ
※1:玄海原子力3号機(1994年3月)運転開始 ※2:玄海原子力4号機(1997年7月)運転開始

 省エネルギー法,温暖化対策推進法の改正動向を踏まえ,発電時CO以外の温室効果ガスの排出量及び社有林等によるCO吸収量を試算しました。
 併せて,環境製品による環境負荷低減効果として,エコキュート販売に伴うCO削減効果についても試算しました。

■発電時CO以外温室効果ガス排出量とCO吸収量
[単位:万トン-CO]
  排出 社有林等によるCO吸収
排出元 火力発電所 自家消費電力 自家物流輸送 絶縁機器 空調機器の冷媒等
ガス CH NO CO CO SF HFC
基準年度 1990 0.1 3.1 5.4 0.9 - - 26.5 -
1995 - - - - 17.0 0
2004年度 0.2 6.1 5.9 0.9 3.7 0.02 16.82 1.3
注:京都議定書対象ガス「PFC」は使用(排出)実績なし

エコキュート販売に伴うCO削減効果試算量
CO2削減効果試算量のグラフ
注1: 「エコキュートによる給湯(当社電力使用)」マイナス「従来型燃焼式給湯器による給湯(都市ガス(13A)使用)」のCO削減効果試算量。
注2: CO削減効果試算量は,エコキュートの電気使用量に見合うガス量を熱量換算(ロス修正後)のうえ算定。なお,地域,機器効率,使用条件などによって異なる。(エコキュート電気使用量:128kWh,従来型燃焼式給湯器ガス使用量:34立方メートル)
注3: 電気のCO排出原単位は,当社の各年度実績値(全日)を使用し,都市ガスのCO排出原単位については「事業者からの温室効果ガス排出量算定方法ガイドライン(試案Ver1.5)」算定値を使用。

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