プレスリリース

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プレスリリース

「2005九州電力環境アクションレポート」の主な内容 #3

  (2)循環型社会形成への取り組み <34ページ~37ページ>
 2004年度の産業廃棄物総合リサイクル率は,2003年度に引き続き92%となりました。
 また,産業廃棄物社外埋立処分量は,2003年度から120トン抑制し,1,040トンとなりました。(リデュースの視点から,産業廃棄物社外埋立処分量の目標(1,000トン/年以下)を2005年度に新たに設定)
 古紙については,リサイクルルートの確認・確保を行い,2002年度から全社一斉にリサイクル率100%に向けた取り組みをおこなっており,2004年度についても,回収した2,083トンのすべてをリサイクルしました。

廃棄物のリサイクル状況(2004年度) [単位 量:万トン,率:%]
廃棄物のリサイクル状況(2004年度)の表

 2004年度のグリーン調達率は,グリーンカタログの配布等により意識徹底を図ったことで,2003年度から6ポイント向上し,94%となりました。

  (3)地域環境との共生 <38ページ~42ページ>
 次期原子力の開発を目指して,川内原子力発電所地点において,環境調査(環境アセスメント,地質調査及び気象調査)を2003年10月から実施しています。
 2005年5月から発電所敷地外の地質調査(海域)を開始しており,現在は,環境影響評価の項目やその手法についてまとめた「方法書」の作成を進めています。

環境調査の実施状況
2003年10月  発電所敷地内における地質調査を開始
2004年4月  気象調査を開始
2004年5月  発電所敷地外の地質調査(陸域)を開始
2005年2月  環境アセスメント方法書作成を開始
2005年5月  発電所敷地外の地質調査(海域)を開始

 火力発電所から排出されるSOx,NOxの2004年度の排出原単位(火力発電電力量あたりの排出量)は,それぞれ0.20g/kWh,0.18g/kWhとなり,SOxが2003年度から0.04g/kWh増加しました。これは,販売電力量の増加に伴い,比較的排出原単位が高い発電所の発電電力量が増加したことによるものですが,排煙脱硫装置等の適正な運用により,環境目標値である0.2g/kWh程度を達成しています。

SOx,NOx排出原単位の推移(火力発電電力量あたり)
SOx,NOx排出原単位の推移のグラフ


  (4)社会との協調 <43ページ~47ページ>
 2003年度から,ご家庭における環境教育の担い手であるお母さまがたとの環境コミュニケーションを図るため,皆さまがたと九州電力とのパイプ役となる“エコ・マザー”を通した環境コミュニケーションを展開しており,2004年度は,幼稚園・保育園・子ども会で,141回(2003年度比プラス80回)の環境紙芝居の読み聞かせや環境情報の提供等を行い,7,097名(2003年度比プラス4,257人)のお子さまや保護者の方々にご参加をいただきました。
 エコ・マザー活動については,ご参加いただいた皆さまや当社環境顧問会の委員からも高い評価を受けています。
 創立50周年を記念して,2001年度から10年間で100万本を植樹する「九州ふるさとの森づくり」を九州各地で展開しており,2004年度は約11万本を植樹し,4年間の累計植樹本数は約44万本に達しました。

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